01手続きの流れ
気に入った部屋を見つけたら、不動産屋さんに入居申込書を提出します。
その際、家賃1カ月分程度の申込金を支払う場合もあります。
申込金は、部屋を借りる意思がある事を証明するお金です。
審査に通らなかったり、キャンセルの時には全額返金されます。
「入居申込書」の内容について審査が行われます。
契約者が契約期間中家賃をしっかり払い続けてくれるかどうかを確かめるため、
収入を証明する書類の提出が必要です。保証人には保証意思の確認のため連絡が入ります。
審査の結果はすぐには出ることもあれば、2~3日待たなければならないこともあります。
不動産屋さん・物件によっては、申込金・手付金を支払う必要があります。
手付金の場合、支払い後に申し込みをキャンセルしても返金はされません。
申込金の場合、特約で返金しないことがあらかじめ決められている場合のみ返金されません。
重要事項説明では、物件に関すること(住所・構造・面積・間取り・設備など)や
契約に関すること(賃貸条件・契約の期間・契約の更新・禁止事項など)
についての詳しい説明が行われます。確実に目を通して確認しておきましょう。
【特に確認しておくべきポイント】
貸主についての情報 家賃・管理費の確認 契約期間と更新について |
家賃の変更について 禁止事項について 退去する際の補修費について |
入居審査に通ったら契約です。契約書に署名、捺印すれば契約成立。
契約成立後の取り消しは基本的にできないので、きちんと契約書に目を通しましょう。
不動産屋さんから用意する物を前もって連絡してくれるので、言われた物を準備しておきましょう。
また、契約と同時に契約金を支払う事になります。多くの場合は10日から2週間後までに
全額を一括して支払わなければいけないので、準備しておきましょう。
【契約に必要なもの】
印鑑 印鑑証明書 住民票 運転免許証 |
保証書 連帯保証人の印鑑証明 住民票 契約金の準備 |
無事契約が成立したら、鍵を貰い入居の準備です。
入居が可能になる日は不動産屋さんで指示してくれるので、
その日付に合わせて転居準備をしましょう。
引越し業者の選定、電気・ガス・水道会社への連絡、
家具や生活用品の準備などやる事はたくさんあります。
業者への連絡はギリギリにならないように気をつけ、余裕を持って引越しの準備を!
また、入居前に部屋の状態を写真を撮るなどして記録しておくと良いでしょう。
できれば、不動産屋さんや大家さんと一緒に床や壁の傷などを確認して記録しておけば、
退去時に余計な修繕費を払わずに済む事になります。